Topics

インフルエンザについて

厚生労働省はインフルエンザが流行シーズンに入ったと発表しました。 

厚労省によると、12月16日~22日までの1週間に、全国およそ5,000カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は6,824人で、1医療機関あたりの報告数は1.39人となり、流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、インフルエンザが流行入りしたことを発表しました。 

今後、2014年1月下旬から2月上旬にかけて、流行のピークを迎えるとみられ、厚労省はマスクの着用や予防接種を呼びかけております。 

 

インフルエンザウイルスは低温・低湿を好むとされておりますので適度な湿度を保つよう加湿器などを利用しましょう。 

また、手洗いは接触感染を、うがいは喉の乾燥を 防ぎますので日常的に心がけることで感染リスク を低減できます。

花粉症について

      花粉症は、さまざまな花粉によって起こります。

  春には、有名なスギ・ヒノキ、少し遅れてカモガヤ。

  夏から秋にかけて、ブタクサ・カナムグラ・ヨモギ等いろいろな木や草の花粉で発症します。


主な症状

 ・鼻症状・・・クシャミ、鼻水(水様・大量の鼻水)、鼻づまり等

 ・眼症状・・・充血、涙目、かゆみ、目やに等  

 ・その他・・・のどの痛み、かゆみ、咳、ゼーゼーする、皮膚のかゆみ、ただれ、まれに頭痛・顔がほてる・腹痛・便秘・下痢・疲れやすい・熱っぽい寒気等の症状がみられる時もあります。


日常生活の注意点

 1. 花粉の飛ぶ数(飛散量)が多い日は、できるだけ外出を避ける。

 2. 外出する時には、マスク・メガネをかけ、キャップをかぶる。

 3. 外出から帰ったら、玄関先で髪・服にブラシをかけ花粉を落とす(家族全員で)。

 4. できれば空気清浄機を使用する。(もちろん掃除も大切。掃除機をかけるよりも雑巾で拭くほうが効果的。)

 5. 花粉の飛散量が多い日は、できるだけ窓を開けない。(換気する時には窓をあまり開けず、解放部に濡らしたタオルを下げて花粉の侵入を防ぐ等の工夫を。網戸を利用するといいですよ。)

   雨が降った直後のような飛散量が少ない時に換気する等の工夫も必要。 

   花粉は一般的に気温が高い時、乾燥した時、風の強い時に飛散します。

   また、植物の開花は朝に起こりますので、午前中に多く飛散します。

 6. 洗濯物は室内に干す。(室外に干すとき飛散量の少ない時を選んで干す。取り込む時はよく花粉を払う。)

 7. アルコールは控えめに。たばこはやめる。(アルコールは鼻粘膜の血管を拡張し、鼻づまりをひどくする。たばこは鼻粘膜を刺激し鼻症状を悪化させる。)

 8. ストレスをためない。

 9. 睡眠をたっぷりとる。(体調不良は症状を悪化させる。)

 10. 風邪をひかない。規則正しい生活を心がける。刺激の強い食べ物は避ける。

 11. 皮膚の鍛錬をする。自律神経を鍛えることで風邪をひかない等の効果も期待できる。(冷水浴・乾布摩擦等)


治療

 予防的治療法・・・抗アレルギー薬、漢方薬、注射等(花粉が飛散する2週間くらい前から薬の服用や注射をはじめる。

 対症療法・・・・・内服薬、点眼薬、点鼻薬、注射等。(症状に合わせて薬を選択)

          症状がひどい時にはステロイドの注射等。

 根治療法・・・・・原因となるアレルゲンのエキスを微量ずつ注射する減感作療法がある。