スギ花粉症はスギ花粉が原因(アレルゲン)となっておこるアレルギー疾患です。
主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのつらいアレルギー症状を伴い、その症状によって日常生活のさまざまな場面で影響を及ぼすことがわかっています。
スギ花粉症の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与することで、からだをアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげたり、日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待されます。
(出典:鳥居薬品株式会社発行「よくわかるスギ花粉症の舌下免疫療法」)
免疫療法は、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、からだをアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できます。
アレルゲン免疫療法には、「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」があります。
皮下免疫療法は、皮下に注射する治療法で、注射であるため痛みを伴い、さらに治療のはじめは徐々に増量するため頻回に通院が必要となります。
一方、舌下免疫療法は舌下に治療薬を投与するため、痛みがなく、自宅で服用できます。
当院では舌下免疫療法を行っております。
長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑える効果が期待できます。
症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。
(出典:鳥居薬品株式会社発行「よくわかるスギ花粉症の舌下免疫療法」)